2020 Fiscal Year Research-status Report
AD/HD特性により育児困難を抱えた母親対象の育児支援モデルの作成
Project/Area Number |
18K10396
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Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
網野 裕子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (00405482)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
沖本 克子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (20309652)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | AD/HD / 注意欠如・多動症 / 母親 / 乳幼児 / 育児困難 / 育児支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、注意欠如/多動症(以下AD/HDとする)傾向をもち育児を行っている母親の育児困難や支援・支援ニーズを調査し、AD/HD傾向により育児困難を抱えた母親対象の育児支援モデルを作成することを目的としている。
2020年度は、2018年度に行ったアンケート調査【乳幼児を持つ母親の注意欠如/多動症(AD/HD)傾向と育児困難・育児支援との関連】について論文執筆中だが、COVID-19の影響で進んでいない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
AD/HD特性をもち育児を行っている母親に対するインタビュー調査が2人のみで中断されていたため、追加で母親に対するインタビュー調査を実施する計画を立てていたが、COVID-19のため、保留となった。また、AD/HDと診断された子どもを育てている、AD/HD特性をもつ母親へのアンケート調査を医療施設を通じて行う予定であったが、こちらもCOVID-19のため、保留となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
COVID-19のため、現状況では、AD/HD特性をもち育児を行っている母親に対するインタビュー調査は難しいと考える。そのため、インタビュー調査はCOVID-19が落ち着くまで保留とする。また、AD/HD特性をもち、AD/HDと診断された子どもを育てている母親へのアンケート調査について、COVID-19が落ち着いた時点で、医療施設を通じてオンラインで調査を行う。COVID-19が落ち着かない場合は、医療施設ではなく、福祉施設等を通じてオンライン調査を行う。
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Causes of Carryover |
COVID-19の影響で研究が進まなかった。 今年はCOVID-19が落ち着けばインタビュー調査を行う。また、医療施設を通じたアンケート調査もしくは福祉施設を通じたアンケート調査を行う予定である。
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