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2023 Fiscal Year Annual Research Report

An examination of a support program for the siblings of children with severe disabilities under home care

Research Project

Project/Area Number 18K10445
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

古屋 悦世  北里大学, 看護学部, 助教 (00458754)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小島 ひで子  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 教授 (50433719)
辻 佐恵子  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 准教授 (70422889)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2024-03-31
Keywordsきょうだい児支援 / 在宅重症児 / 医療的ケア児 / プログラム検討
Outline of Annual Research Achievements

該当年度は、オンラインと対面を併用した在宅重症児をもつ学童期のきょうだいの仲間づくりを主目的にしたきょうだい支援プログラム(以下、プログラムと称す)を実施し、その評価をおこなった。対象は、18歳までの重症児がいる8~12歳のきょうだいとその親である。2023年11月~2024年1月にデータ収集をおこなった。プログラム内容は、北米を中心に実践されているSibshops (Meyer,D.2007)を参考に2021年に作成したものを用いた。遊び、制作、テーマトークを組み合わせ、月1回、計3回構成で、オンライン(1.2回目)と対面(3回目)で実施した。 プログラム前後に、きょうだいと親に、QOL尺度、各回終了時に自作のアンケート、プログラム終了後にインタビューをおこなった。結果、きょうだいの参加人数は計8名、親は5名であった。プログラム参加前/後のQOL尺度の総得点平均は、きょうだい75.9/77.4、親72.7/74.5であった。きょうだい用アンケートでは、各項目得点の平均は4.7/5で、高得点であったのが「参加してよかった」、「次も参加したい」であった。きょうだいへのインタビューから、対面での交流はオンラインよりも楽しかった、会えてよかったという意見の一方で、オンラインでも他のきょうだいのことを知れた、遠いので対面での参加は難しいといった意見があった。このことから、オンラインと対面の両者を組み合わせた本プログラムは、在宅重症児の学童期きょうだいが仲間の存在を知り、交流を図ることができ、楽しいと感じることができるプログラムであることが示唆された。2020年と2021年度に実施した親を対象としたきょうだいをテーマにした交流プログラムと、2021年より実施したオンラインでのきょうだいを対象にしたプログラム結果も含め統合したきょうだい支援プログラム開発につなげていく。

  • Research Products

    (1 results)

All 2024

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 在宅重症児の学童期きょうだい支援プログラム ーオンラインと対面を併用したプログラムの実施-2024

    • Author(s)
      古屋悦世
    • Organizer
      第71回日本小児保健協会学術集会

URL: 

Published: 2024-12-25  

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