2018 Fiscal Year Research-status Report
血友病をもつ学童期の子どもの包括的口腔ケアプログラムの開発
Project/Area Number |
18K10455
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Research Institution | Fukuoka Nursing College |
Principal Investigator |
青野 広子 福岡看護大学, 看護学部, 助教 (50733870)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯野 英親 福岡看護大学, 看護学部, 教授 (20284276)
松尾 陽子 久留米大学, 医学部, 助教 (90368910)
中村 加奈子 福岡看護大学, 看護学部, 講師 (90584516)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 血友病 / 学童期 / 口腔保健行動 / セルフケア |
Outline of Annual Research Achievements |
【平成30年度研究目的】 血友病をもつ学童期の子どもの口腔状態および口腔保健行動を把握する 【研究実施計画】 ①ンタビューガイドの作成:血友病の病態生理、先行研究、および、学童期の子どもが必要とする口腔保健行動と学童期の発達に応じたセルフケア能力を検討して作成した。所属する研究機関の倫理審査委員会の承認を得た。 ②血友病患者会へ調査・研究参加の依頼・説明:患者会会長へ研究参加の依頼・説明を実施し、承諾を得た。インタビュー調査を実施中である。対象者は、調査日を受診日等で提示しているため、調査可能な日程がかなり限定している状況である。研究倫理に則り、対象者の状況に配慮して進めている。 ③聞き取り調査内容の分析、課題の抽出:聞き取り調査と分析を並行して実施中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
対象者は、調査日を受診日等で提示しているため、調査可能な日程がかなり限定している状況である。また、対象者の体調や緒事情等により調査日程が延期することもあり、計画当初より調査進度が遅延している。倫理的観点より、調査が対象者の負担になることがないよう慎重に進めるべきと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度の研究は質的研究であり、分析途中でデータを追加して分析することが可能である。調査と分析を並行して実施している。結果は学会で公表する予定である。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が発生した理由は、研究発表が延期となったこと、解析ソフトの購入にあたり内容を比較検討し年度内に購入できなかったことである。 使用計画として、解析ソフト、および、個人情報保護を目的とした分析専用のノートパソコンを購入する。国際学会への参加を検討する。
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