2019 Fiscal Year Research-status Report
極低出生体重児で出生した児のコホート研究:成育環境・家族環境の成育への影響
Project/Area Number |
18K10462
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
鈴木 康江 鳥取大学, 医学部, 教授 (10346348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 くみ子 鳥取大学, 医学部, 教授 (00284919)
笠城 典子 鳥取大学, 医学部, 准教授 (60185741)
大谷 多賀子 鳥取大学, 医学部, 助教 (20710031)
大島 麻美 鳥取大学, 医学部, 助教 (90758161)
遠藤 有里 鳥取大学, 医学部, 助教 (30437529) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 極低出生体重児 / コホート / 成育環境 / 家庭環境 / 育児負担感 |
Outline of Annual Research Achievements |
極低出生体重児で出生した児とその家族について,成育環境や家族環境がどのように児の成育に影響しているのかについて,コホート研究を行う. 平成30年度は調査対象者(931名)の7歳児,8歳児とその家族に対し調査内容・項目について精選していくことが重要ではないかと,研究チーム会議で結論が出た.そこで母親の生活習慣・心理的特性や子どもの生活習慣や心身の発育発達や家族関係・家族機能等について情報収集(文献・学会等)を実施した.これに引き続き,令和元年度は調査票の内容・項目について精査・調整し,現在までに蓄積されたデータについて登録精度を上げるためにデータクリーニングを実施してきた.また調査へ向けて,調査内容・項目の検討のための情報収集,打合せを実施してきた.令和元年度末から,世界的な新型コロナ感染症の広がりとともに,本邦においても,今までに経験したことのない緊急事態宣言が発令され,この状況下における育児環境の変化もあると推察された.そこで,これらも加味した社会背景を反映させた調査内容も必要ではないかという研究チーム内での意見もあり,更に現在情報収集をしつつ,追加調査項目について検討しながら,調査内容について検討を重ねている.最終的な調査内容の決定に向けて整理作業を実施しており,倫理審査受審のための準備段階である.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
調査項目について検討したところ再度検討が必要となり,情報収集をしつつ検討しているが,予定より,大幅に遅れた.また年明けからは新型コロナ感染症の影響もあり,研究ミーティングも遅れてしまった.
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Strategy for Future Research Activity |
調査票を早急に作成し,倫理審査申請し,調査開始したい.
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Causes of Carryover |
当初予定が大幅に遅れ,調査の開始に至っていないことが最大の原因である.また,研究者が1名チームを外れたことによる研究業務再分配等で全体的に遅延してしまった.
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