2022 Fiscal Year Research-status Report
極低出生体重児で出生した児のコホート研究:成育環境・家族環境の成育への影響
Project/Area Number |
18K10462
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
鈴木 康江 鳥取大学, 医学部, 教授 (10346348)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 くみ子 鳥取大学, 医学部, 教授 (00284919)
笠城 典子 鳥取大学, 医学部, 准教授 (60185741)
大谷 多賀子 鳥取大学, 医学部, 助教 (20710031)
大島 麻美 鳥取大学, 医学部, 助教 (90758161)
遠藤 有里 鳥取大学, 医学部, 助教 (30437529) [Withdrawn]
服部 多恵 鳥取大学, 医学部, 助教 (10920895)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 極低出生体重児 / コホート / 成育環境 / 家庭環境 / 育児負担感 |
Outline of Annual Research Achievements |
極低出生体重児で生まれた児とその家族について、成育環境や家庭環境が児の成長にどのように影響しているかについて、妊娠中から出産後、子どもの成長を追いコホート研究を行う。妊娠中から現在までを対象者931名について追跡調査している。 極低出生体重児の成育に関しては、まだ十分なデータが揃っておらず当事者は適正体重児との差異についての不安が大きい。また医療・保育に当たる者も十分な知見を得ていないことが多い。更に昨今、低出生体重児は増加傾向にあり、喫緊の課題である。このような背景のもと、現在、出生前(妊娠中)から母体情報も含め、児の追跡調査を実施している。この追跡中の子どもは現在、小学生になった。極低出生体重で出生したことが学童期にある現在、年齢相応の発育・発達と現在まで調査できなかった成育環境項目については、追加項目として加え、どのように成長・発達に環境要因が影響しているのか、また家庭環境はどう変化してきたのか。これらは適正体重で出生した児童との差異はあるのかなどについての調査項目の選別をしている。母親の生活習慣・心理的特性や子どもの生活習慣や心身の発育発達や家族関係・家族機能等の他、追加としてWHOのパンデミック宣言が2020年2月にあり、その頃からまた生活環境は大きく変化してきた。そして,これらも収束し,本邦ではアフターコロナとしての生活が始まろうとしている。これらの影響についても含み調査を試みようと検討している。 刻々と変化する世情の中で、研究自体も大いに影響され停滞しながら進捗している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナ感染症により、調査項目を更に追加して調査を試みる予定であったが、研究チームの新型コロナ感染症による様々な制約等により、チーム会議が停滞してしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
制約が解除されたので,早急に会議を開催し,調査項目の最終摺合わせを実施し,調査を開始する予定。
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Causes of Carryover |
コロナ感染症等による行動制約による研究の停滞により研究費の使用が抑制された。 速やかに,メンバーによる会議の実施予定。調査をスムーズにするため,WEB調査についても併せて検討し,上半期までには調査開始ができるようにする。データクリーニングはアルバイト採用するなどして期間を短縮していきたい。年度内に解析,まとめられるように予定している。
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