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2023 Fiscal Year Research-status Report

地域特性別にみたフレイル高齢者の実態と予防行動促進に向けた支援モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 18K10545
Research InstitutionOsaka Metropolitan University

Principal Investigator

根来 佐由美  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 講師 (50508794)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2025-03-31
Keywordsフレイル / 高齢者
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、フレイル予防に必要な支援の方法や内容を明らかにし、地域特性を踏まえたフレイル予防の実践モデルを構築することである。地域特性に応じた身体的フレイル予防のための具体的な支援の方法や内容を検討することで地域特性に応じた実践モデルを構築しその普及を目指す。2023年度は、以下のことに取り組んだ。
①日本地域看護学会第26回学術集会と第12回日本公衆衛生看護学会学術集会に参加し、高齢者のフレイルに与える影響やその支援についての最新の情報を得た。
②継続的にモニタリング中の自主サークル所属高齢者の4年後と4年半後のデータ分析、ならびに5年後と5年半後のデータ収集と単発で開催されたフレイル測定会でのデータ収集を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

ここ数年間は新型コロナ感染症の影響により、研究対象である地域住民のフレイル予防の活動自体が中止となった対象グループもありデータ収集が先延ばしになったり、十分なデータが得られていなかったが、2022年度以降は住民の地域活動がほぼ再開され、2023年度は予定通りデータ収集は実施できた。しかし、すべての分析には至っていない。

Strategy for Future Research Activity

2024年度(最終年度)は2023年度に引き続き、研究の総まとめとして以下のことを進める予定である。
①これまで収集できたデータの分析をすすめるとともに、介入グループの最終評価を行う。
②得られた結果を地域特性を踏まえた視点で再分析する。
③介入によるフレイル予防の成果について、自治体が実施するフォーラム等で報告する。
④これまでの研究成果の論文投稿ならびに研究成果の学会発表を行う。
⑤研究対象とした自治体職員と今後の効果的かつ実現可能なフレイル予防介入プログラムについて話し合いをすすめる。

Causes of Carryover

次年度使用額が生じた理由として、新型コロナ感染症拡大に伴い、調査が縮小となったこと、それに伴い調査員の雇用が不要となったこと、情報収取や成果報告のための学会参加経費においてオンラインでの参加が主となったため、旅費が不要となったことなどがあげられる。
次年度は、学会発表にかかる旅費や参加費、データ分析のための補助員の雇用、論文執筆にかかる経費をあてる予定である。

URL: 

Published: 2024-12-25  

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