2021 Fiscal Year Research-status Report
育児期の無職女性の主体的な保健行動の促進に向けた健康支援プログラムの開発
| Project/Area Number |
18K10559
|
|---|
| Research Institution | Kyoto University of Advanced Science |
|---|
Principal Investigator |
河田 志帆 京都先端科学大学, 健康医療学部, 准教授 (70610666)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今西 誠子 京都先端科学大学, 健康医療学部, 教授 (50321055)
畑下 博世 東京医療保健大学, 看護学部, 教授 (50290482)
西出 りつ子 三重大学, 医学系研究科, 教授 (50283544)
水谷 真由美 三重大学, 医学系研究科, 准教授 (10756729)
古川 佳子 東京医療保健大学, 看護学部, 助教 (50850989)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
| Keywords | 育児期女性 / ヘルスリテラシー / 健康支援 |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、自らの健康状態を振り返る機会が少ないと予想される乳幼児を養育する母親の保健行動に焦点を当て、育児支援の場などを活用した健康支援の方策を検討することである。2018～2019年度においては文献検討や実態調査の準備を進めてきた。2020年度にはアンケートとインタビューによる実態調査を行う予定であったが、2020年度より新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現在、研究計画が1年遅れている状況にある。本来、2021年度は研究の最終年度で、育児期の母親を対象に実施した実態調査より導き出した結果から健康支援プログラムを構築し、開発することを予定していたが、データの分析と学会報告に留まっている。本研究の学会報告としては、実態調査として行ったアンケート調査の結果の一部のうち、母親のヘルスリテラシーと関連する要因についてICN Congress 2021で発表した。この結果から、母親の属性や女性の健康に関する知識とヘルスリテラシーに関連などが推測される結果を得たため、今後さらに分析を進める予定である。また、無職の母親を対象に行ったインタビュー調査に結果については、現在分析を行っており、学会報告を予定している。今年度は、これまでの実態調査の結果を踏まえて、対象となる母親を絞り、自覚的な健康状態と関連する要因について分析を進め、具体的なプログラムの案を作成し、評価検討を行い完成を目指す予定である。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度より新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、研究協力者への依頼や研究実施が遅れているため
|
| Strategy for Future Research Activity |
研究結果の報告に向けて実態調査の結果の分析を進めること、さらにその結果からプログラム案の作成を行い、開発にむけた研究実施を進めていく予定である。
|
| Causes of Carryover |
研究施設での研究実施が困難になったこと、参加予定の学会がオンライン開催となり、交通費が不要となったため。
|
