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2023 Fiscal Year Annual Research Report

Team approach for diabetes care in geriatric health services facilities by certified diabetes educators

Research Project

Project/Area Number 18K10608
Research InstitutionOita University

Principal Investigator

濱口 和之  大分大学, 医学部, 客員研究員 (60180931)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 脇 幸子  大分大学, 医学部, 教授 (10274747)
三重野 英子  大分大学, 医学部, 教授 (60209723)
小野 光美  大分大学, 医学部, 准教授 (20364052)
森 万純  愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 助教 (60533099)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2024-03-31
Keywordsチーム医療 / 介護老人保健施設 / 糖尿病 / 糖尿病療養指導士 / 老年看護
Outline of Annual Research Achievements

本研究者らは先行研究において、老健施設の施設長や医療スタッフに質問紙調査を行い、要介護高齢者の糖尿病医療の実態を把握するとともに、医療スタッフの関わりの6因子を明らかにし、この結果をもとに老健糖尿病Webシステム(R-DMW)を開発した。
本研究課題の目的は、R-DMWを用いて、老健施設における多職種チーム医療・看護ケアモデルを実践し、糖尿病療養指導士(LCDE)介入の有用性を検証することである。具体的には、1)多職種の関わりの6因子の構造モデル、2)多職種によるチーム医療に対する糖尿病療養指導士(LCDE)介入の可能性、3)R-DMWを用いた多職種連携の可能性を検討し、4)R-DMWを用いたチーム医療の実践とLCDE介入の有用性の検証を段階的に実施することである。
関わりの6因子の構造モデルでは、多職種は対象者の思いに寄り添うことを基本に連携し、それぞれの専門性を活かした食事療法や運動療法に関わることで協働し、目標血糖値への関わりを介して退所に向けた支援を行っていた。一方で、LCDEの介入には糖尿病の専門知識やスキルという点で大きな期待が寄せられた。R-DMW導入前のカンファレンスでは、基盤情報・多職種によるコメントの活用で利用者のニーズを明確に共有でき、理解も深まるとの期待感が示された。R-DMW導入後、多職種は専門的な支援に偏りながらも支援の内容は重複を示す部分もあり、全体として必要な支援をカバーしていることがR-DMWの可視化機能で判明した。また、導入後のカンファレンスにおいて、R-DMWはコミュニケーションツールとして、臨場感のある生活の様子とその経時的変化を捉えることが出来、多職種間における支援の擦り合わせを促進し、あらたな支援方法の発見につながる機能を持つことが示唆され、LCDEの介入によりこれらがさらに円滑になり、有用なツールであることが判明した。

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Published: 2024-12-25  

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