2020 Fiscal Year Research-status Report
男性高齢者の冷えの特徴と症状緩和のためのセルフケアに関する研究
Project/Area Number |
18K10616
|
Research Institution | Hokkaido University of Science |
Principal Investigator |
久賀 久美子 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (00326597)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武田 かおり 北海道科学大学, 保健医療学部, 講師 (90597767)
石井 範子 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (10222944) [Withdrawn]
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 冷え症 / 男性高齢者 / 温罨法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、男性高齢者の冷え症の実態を明らかにし、冷え症状を緩和するセルフケアを開発することである。冷え症は様々な不快症状を伴い生活に及ぼす影響は大きいが、男性高齢者の冷え症の実態は明らかにされていない。そこで、次の3段階を得て目的を達成しようとするものである。(1)男性高齢者の日常生活における冷え症の実態を明らかにする。(2)冷え症状を緩和する簡便で安全な温罨法のセルフケア方法を考案する。 (3)考案した温罨法による生体反応と主観情報を収集し、有用性を検証する。 (1)の実態を明らかにするための質問紙の調査がCOVID-19の感染拡大に伴い、予定していた施設への立ち入りが制限され実施が困難になっている。2020年10月に3施設から再開の許可があり、2021年3月まで調査を実施したところである。予定していたデータ数よりは少ないが今後、分析の段階に進む予定である。(2)(3)については感染対策をとりながら2021~2022年に実施したいと考えている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年2月から、高齢者を対象とした4施設3団体で質問紙を配布する予定であったが、活動休止または部外者立ち入り禁止等で調査の中止・延期となった。また、研究者が所属する施設内の利用制限期間もあり、プレテストの実施も遅れていることから「遅れている」と判断した。
|
Strategy for Future Research Activity |
調査は予定していたデータ数には満たないが分析可能なデータ数と判断し、分析に進む予定である。目的(2)については、研究者および成人でのプレテストを行い、2021~2022年に目的(3)の実施に向けた準備を行なう予定である。
|
Causes of Carryover |
COVID-19の感染拡大により予定していた施設への調査が中止および延期となったため計画していた調査および実験が遅れたためである。感染状況が落ち着き次第、感染対策を行ないながら2021~2022年に実験を実施したいと考えている。
|
Research Products
(1 results)