2021 Fiscal Year Research-status Report
気分障害による長期休職者のためのリカバリー志向症状自己管理プログラムの実用化検証
Project/Area Number |
18K10646
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Research Institution | Kobe City College of Nursing |
Principal Investigator |
山岡 由実 神戸市看護大学, 看護学部, 准教授 (00326307)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武用 百子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 臨床教育准教授 (00290487)
丸本 典子 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (00336843)
坂口 豊代 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (00804824)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 症状自己管理 / プログラム洗練 / 長期休職者 / 気分障害 / リカバリー / リワーク / 認知行動療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、気分障害のある長期休職者に向けたリカバリー志向の症状自己管理プログラム実用化に取り組み、その効果を検証することを目的とする。 令和3年度は、令和2年度に引き続きプログラムの実用化にむけた教材の全体構成の見直しに伴う修正、洗練をしたが、感染対策のために、職場復帰リハビリテーション実践家及び当事者へのインタビュー及び検討が実行できなかった。 しかし海外視察を年度末に行い、コロナ禍に対応した新しいオンラインでの介入方法、リカバリー志向のプログラムに関する情報収集やインタビューを行い、新しい知見を得た。 令和4年度は、それらの知見をプログラム洗練に反映させ、インタビュー及びパイロットスタディを行ったうえで、実用化を目指す予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
理由 認知行動療法を中核に置き、遂行機能の視点も取り入れつつ教材作成、洗練を行い、海外視察は年度末に行えたものの、フィールドとなる関東圏でのインタビュー及びパイロットスタディが感染症対策のため行えていない。また、引き続きコロナ対策に関連する支援事業の業務が増えたことにより進捗が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
研究分担者及び研究協力者との定期的な会議を遂行しつつ、Webを活用したインタビューを行う。また実行可能性を高めるため、ハイブリッド式のプログラム実施の可能性を探りつつ、近隣県でのフィールドの開拓により、パイロットスタディを行う予定である。
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Causes of Carryover |
(理由)東京でのインタビュー及びパイロットスタディの予定が、引き続き感染症対策により行えなかったこと、海外視察が、大学業務と共に行えたため、科研費での支出が抑えられたため。 (使用計画)インタビュー及びパイロットスタディについては、COVID-19感染症の拡大状況を確認しながら可能な方法で実行する。また昨年度末に協力の承諾を得た海外の研究者からの再度情報を収集するために使用する。
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