2021 Fiscal Year Research-status Report
ラオス農村地域におけるSNSを活用したデジタル型健康教育モデルの開発
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18K10665
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
山本 加奈子 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 准教授 (30438080)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | ラオス / SNS / Facebook / 健康教育 / 感染症対策 / 情報伝達 |
Outline of Annual Research Achievements |
ラオスにおけるフィールドワークをおこなう研究であり、その計画をしていた。2020年3月より、新型コロナウイルス感染症の拡大で、渡航が難しい状況が続いており、2020年度に引き続き、2021年度も一度も調査対象地のラオスへの渡航ができなかった。日本国内のラオス人研究協力者と相談し、国内で遂行可能な研究計画に変更するため、情報収集を行ってきた。その中で、現在ラオスで使用されているSNS(Facebook)をいくつか確認し、今後分析対象とする最もアクティブに活用されている政府機関のFacebookを選定した。今後このFacebookページの解析を行っていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大によって、ラオスへの渡航が制限され、完全にストップしている。今年度の渡航は未定であるが、渡航のための準備を進めておく。
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Strategy for Future Research Activity |
現在新型コロナ感染症対策に関する情報発信に使用されているSNS(Facebook)の分析を行う予定にしている。本研究課題は、SNSを活用した情報の伝達に関する内容であるため、既存のFacebookの分析は、本研究テーマの目的から、間接的に意義があるものであると考える。
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Causes of Carryover |
2021年の延長期間に、2021年9月、2022年3月にラオスでのフィールドワークを計画していたが、渡航できなかったため。また、研究自体がストップしているため。 必要な文献研究に必要な費用、動画コンテンツ作成に必要な費用、国内研究員とのディスカッションのための旅費など、さらに、渡航可能になった際には、渡航費・フィールド調査に支出予定である。
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