2019 Fiscal Year Research-status Report
脳卒中者のIADL支援を推進する革新的予後予測モデルの構築
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18K10680
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
五百川 和明 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70513597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 貴昭 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (50735636)
曽根 稔雅 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (60515500)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | IADL |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,脳卒中者のIADLに関連する要因を心身機能と個人因子及び環境因子等を含む背景因子から広く検証し,効果的なリハビリテーションを推進するための予後予測モデル式を作成することである.脳卒中者の多くはIADLの遂行で困難が生じており,特に職業やレジャーといった社会参加活動の制約が在宅生活の不満と強く関係していることから,脳卒中者のIADL能力の改善に向けたリハビリテーションを強化することで,退院後の社会参加をより一層推進できることが期待できる.2019年度は,脳卒中リハビリテーションを実施している一般病院や回復期リハビリテーション病棟に入院している脳卒中者を対象に,IADLに関連するデータの収集,退院後のIADL実施状況の調査を開始する予定で研究協力病院(3病院)と協議を進めてきた.しかしながら,新型コロナウイルス感染症の影響もあり,開始に至らなかった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究開始に向けて,研究協力病院の3病院との協議を進めてきたが,新型コロナウイルス感染症の影響で,協議は実質中断となった.
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力病院との協議はメールにて再開し,実施可能な計画を策定する.2020年9月からの研究開始に向けて,本学の研究倫理委員会に申請する.
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Causes of Carryover |
2019年度は新型コロナウイルス感染症の影響で研究調査開始に至らなかったため,それに係る物品費や旅費,人件費の支出が生じなかった.2020年度は調査を開始する方向で,それに係る支出を予定している.
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