2021 Fiscal Year Research-status Report
脳卒中者のIADL支援を推進する革新的予後予測モデルの構築
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18K10680
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
五百川 和明 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (70513597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 貴昭 福島県立医科大学, 保健科学部, 准教授 (50735636)
曽根 稔雅 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (60515500)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | IADL |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,脳卒中者のIADLに関連する要因を心身機能と個人因子及び環境因子等を含む背景因子から広く検証し,効果的なリハビリテーションを推進するための予後予測モデル式を作成することである. 2021年度は脳卒中者のリハビリテーションを実施している福島県内の回復期リハビリテーション病棟を有する3病院においてデータ収集を開始した.2021年度末時点で本研究にエントリーされた者は260名,その内同意が得られた者は130名はである.本研究同意者の退院後のIADLに関して,発症後6ヶ月および12か月時点でのデータを調査中であるが,2021年度末までに収集されたデータ数は,発症6か月時点で47件,発症12か月時点で31件である. また,本研究計画の一つである地域在住高齢者におけるIADL調査に関して,福島県郡山市からデータの提供を受け,介護保険要支援者を対象にIADLの実施状況及びIADLの低下に関連する要因の検討を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により,研究協力病院3病院のうち1病院での研究開始が大幅に遅れた(2021年度から開始).また,同感染症の影響により対象者の拒否も増えている.さらに,令和4年3月の福島県沖地震の影響により,研究協力病院の診療体制の縮小等があった. 以上の理由から,研究計画の遅れが生じ,予定したデータ数に至っていない.
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Strategy for Future Research Activity |
各研究協力病院と研究会議を開催し,毎月の進捗状況を確認し,引き続きデータ収集を行っていく.なお,退院後のデータ収集では,研究対象者に直接TEL等で連絡を取り,データ収集を促進する.
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症および令和4年3月の福島県沖地震の影響で当初予定の計画に遅れが生じ,助成金の残額が増えた. 2022年度はデータ収集を加速させるための研究会議を開催するほか,データ解析と成果の発表に助成金を活用する予定である.
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