2022 Fiscal Year Research-status Report
脳卒中者のIADL支援を推進する革新的予後予測モデルの構築
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18K10680
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
五百川 和明 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (70513597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤田 貴昭 福島県立医科大学, 保健科学部, 准教授 (50735636)
曽根 稔雅 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (60515500)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | IADL |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,脳卒中者のIADLに関連する要因を心身機能と個人因子及び環境因子等を含む背景因子から広く検証し,効果的なリハビリテーションを推進するための予後予測モデル式を作成することである. 2022年度は2021年度に引き続き,脳卒中者のリハビリテーションを実施している福島県内の回復期リハビリテーション病棟を有する3病院においてデータ収集を行った.2022年度末時点で本研究にエントリーされた者は328名,その内同意が得られた者は186名である.現在,本研究同意者の退院後のIADLに関して,発症後6ヶ月および12か月時点でのデータを調査中であるが,2022年度末までに収集されたデータ数は,発症6か月時点で104件,発症12か月時点で65件である. また,本研究計画の一つである地域在住高齢者におけるIADL調査に関して,福島県郡山市からデータの提供を受け,介護保険要支援者を対象にIADLの実施状況及びIADLの低下に関連する要因の検討を行い,その結果の一部を第57回日本作業療法学会(2023年11月)で発表することとなった.さらに,地域在住高齢者を対象とした研究成果の一部について論文としてまとめ,受理された(Takaaki Fujita, Kazuaki Iokawa. Prediction tool for disability progression and mortality in older adults eligible for Japanese long-term care insurance: Koriyama study. Medicine, 2023).
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により,研究協力病院3病院のうち1病院での研究開始が大幅に遅れた(2021年度から開始).また,同感染症の影響により対象者の拒否も増えた.さらに,令和4年3月の福島県沖地震の影響により,研究協力病院の診療体制の縮小等があった. 以上の理由から,研究計画の遅れが生じ,予定したデータ数に至っていない.
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の助成は2022年度で終了であったが,新型コロナウイルス感染症及び福島県沖地震等の影響からデータ収集を延期した.それを受け,2022年度末に本研究の助成期間の延長申請を行い承認された. 2023年度は引き続き各研究協力病院との研究会議を通して毎月の進捗状況を確認し,データ収集を行う.そのデータの収集期限は2023年8月の予定である.その後は,得られたデータを解析し,研究結果・知見を公表する.
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Causes of Carryover |
2022年度使用予定であった研究助成金は,新型コロナウイルス感染症等の影響から研究計画の遅れが生じ,計画的な使用が行えなかった. 2023年度は研究最終年度(延長)となることから,収集したデータの解析を進め,研究成果を学会や論文等で公表していく.それにかかる費用を助成金から支出する.
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Research Products
(2 results)