2021 Fiscal Year Research-status Report
Preventive effect of early rehabilitation program using cognitive behavior therapy for insomnia
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18K10716
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
佐藤 大介 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (00381682)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 不眠 / 認知行動療法 |
Outline of Annual Research Achievements |
不眠症状を有する成人に対する認知行動療法の効果を、ランダム化比較試験により検証した。主要評価項目Pittsburgh Sleep Quality Indexについて、待機群(103名)と比較した認知行動療法群(106名)のベースラインから介入後の調整済み平均変化量は-1.56(95%CI -2.52 to -0.59,p<0.001)であり、待機群より有意に減少した。副次的評価項目Sleep onset latencyについて、待機群(103名)と比較した認知行動療法群(106名)のベースラインからの調整済み平均変化量は、-11.73(95%CI -20.36 to -3.10,p=0.0032)であり、待機群より有意に減少した。また、Total sleep timeについて、待機群(103名)と比較した認知行動療法群(106名)のベースラインからの調整済み平均変化量は、17.50(95%CI 15.17 to 50.98,p<0.001)であり、待機群より有意に増加した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
不眠症に対する認知行動療法を用いた早期リハビリテーションプログラムを臨床試験として計画、実施し、その成果の報告手続きを進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
不眠症に対する認知行動療法を用いた早期リハビリテーションプログラムの臨床試験の成果報告を進めるとともに、プログラムの普及へ向けた内容と機能の更新を実施する。
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Causes of Carryover |
臨床研究賠償責任保険の契約及び臨床研究倫理審査の承認の手続きに予定より期間を要したため、未使用額が生じた。本臨床試験の成果報告を進めるとともに、プログラムの普及へ向けた内容と機能の更新を実施する。
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Research Products
(1 results)