2018 Fiscal Year Research-status Report
Development of the Fidgety movement assessments system for early detection and intervention of cerebral palsy
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18K10748
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
前田 知己 大分大学, 医学部, 准教授 (80264349)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 自発運動評価 / general movements / 脳性麻痺 / 極低出生体重児 |
Outline of Annual Research Achievements |
乳児期早期の自発運動 General Movements;GMs 評価のうち、脳性麻痺予測に最も有用であるFidgety運動を簡便に評価するシステムを開発することを目的としている。撮影週とFidgety運動の正常・異常パターン毎の参照ビデオ記録を基に、それらと比較し類似のパターンを選ぶことによってFidgety運動を判定するシステムを構想している。 本年度は正常児、主に極低出生体重児である発達遅滞リスク児における記録を行った。 予後の追跡も継続的に行っており、約50例の極低出生体重児の3歳時の発達予後の追跡調査が終了した。 判定のための比較参照システム構築、動画編集するための機器を整備した。 頭部MRIによる脳発育と新生児期GMsの関連性を、英文学術誌に科研費での成果として報告した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
正常例の記録は予定数収集できているが、異常パターン例の記録がまだ少ない。
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力施設を増やして異常例の記録数を増やす必要がある。 判定システムは、独立したPCアプリケーションを構想していたが、構築に要するコストが高くなること、汎用性が劣ることより、比較参照用のDVDを作成し、判定画像供覧と並べてPC画面上に起動させる方法に変更した。
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Causes of Carryover |
学術雑誌に掲載された論文のopen-access化の費用を考えていたが、掲載が次年度になったため、次年度に繰り越した。判定システムの構築にPCアプリケーション作成を止めたため、初期に業者に支払う経費が減少した。次年度以降に当初よりシステム作成のための費用の増加が見込まれるため、繰り越した。
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