2019 Fiscal Year Research-status Report
心臓リハビリテーションによるHDL亜分画の変化及び冠動脈イベント回避への影響
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18K10761
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
横田 裕哉 昭和大学, 医学部, 講師 (00465105)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木庭 新治 昭和大学, 医学部, 教授 (20276546)
正司 真 昭和大学, 医学部, 講師 (50384392)
角田 史敬 昭和大学, 医学部, 講師 (60384393)
新家 俊郎 昭和大学, 医学部, 教授 (60379419)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 心臓リハビリテーション / HDL亜分画 / 急性冠症候群 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度及び2019年度に当院に急性冠症候群にて入院した患者のうち当研究に同意が得られた患者全例入院時に採血し、更に退院後6カ月後に再度採血を施行し、得られた血清を-80℃冷凍庫に冷凍保存している。2020年3月に冷凍保存している血清のHDL亜分画を測定するためにボストンに冷凍郵送しようと思っていたが、新型コロナウイルスが全米で流行してしまい、その影響により2020年3月からHDL亜分画の測定を依頼しているボストンの研究所でのHDl亜分画の測定は一次中止しているため測定出来ない状態となっているという連絡が来たため当院で冷凍保存している血清をボストンに郵送することが出来ず現在待機状態である。ボストンでの新型コロナウイルスの流行が終息し、HDL亜分画の測定が可能となったという連絡が来た後、速やかに当院で冷凍保存している血清をボストンに郵送し、HDL亜分画を測定してもらう予定である。 又本研究で測定しているHDL亜分画の測定方法は1D gel法であるが、その測定方法とは異なる測定方法でHDL分画をHDL2とHDL3に分画する測定方法も存在する。この測定方法を使用して本研究の血清のHDL2コレステロールとHDL3コレステロールも測定し、本研究の測定方法である1D gel法と比較検討をしていくことも本研究の意義を広めるために有用でああると判断した。そのため順次HDL2コレステロール及びHDL3コレステロールも当院で測定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2020年3月に冷凍保存している血清のHDL亜分画を測定するためにボストンに冷凍郵送しようと思っていたが、新型コロナウイルスが全米で流行してしまい、その影響により2020年3月からHDL亜分画の測定を依頼しているボストンの研究所でのHDl亜分画の測定は一次中止しているため測定出来ない状態となっているという連絡が来たため当院で冷凍保存している血清をボストンに郵送することが出来ず現在待機状態である。ボストンでの新型コロナウイルスの流行が終息し、HDL亜分画の測定が可能となったという連絡が来た後、速やかに当院で冷凍保存している血清をボストンに郵送し、HDL亜分画を測定してもらう予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度も当院に急性冠症候群で入院した患者全例に本研究の説明をし、同意を積極的に取得していく。又、ボストンでの新型コロナウイルスの流行が終息し、HDL亜分画の測定が可能となったという連絡が来た後、速やかに当院で冷凍保存している血清をボストンに郵送し、HDL亜分画を測定してもらう予定である。それと同時にHDL2,HDL3コレステロールの測定も合わせて施行していく。
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Causes of Carryover |
現在新型コロナウイルスの影響で冷凍保存している血清がボストンに郵送出来ていないためボストンでの新型コロナウイルスの流行が終息し、HDL亜分画の測定が可能となったという連絡が来た後、速やかに当院で冷凍保存している血清をボストンに郵送し、HDL亜分画を測定してもらう予定である。そのため次年度は予定していた血清よりも多くの血清を冷凍郵送することが予想される。
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