2022 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
18K10766
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Research Institution | National Institute of Advanced Industrial Science and Technology |
Principal Investigator |
土田 和可子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (90610014)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 全広 日本福祉大学, 健康科学部, 教授 (60448264)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ステロイド / 温熱刺激 / アミノ酸栄養 / 骨格筋 / 筋萎縮 / タンパク質合成 / タンパク質分解 / 代謝異常 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、産前産後の休暇又は育児休業の取得に伴い研究を中断したため、進行していない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度は、産前産後の休暇又は育児休業の取得に伴い研究を中断したため、進行していない。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、これまで得られている研究結果を基に、培養細胞を用いて追加実験を行い、温熱刺激とアミノ酸栄養がステロイド投与に伴う筋萎縮を抑制する詳細な作用機序を検討するとともに、温熱刺激とアミノ酸栄養を併用した治療介入が、タンパク質の合成能・分解能と代謝異常を相加的に改善できるかどうかを、組織病理学的、生化学的、分子生物学的指標を用いて検討していく予定である。また、培養細胞実験で得られた結果を基礎資料として、ステロイド筋症モデル動物を対象に用いて、温熱刺激、アミノ酸栄養、またはそれらの併用による治療介入を行い、ステロイド投与に伴う筋萎縮ならびに代謝異常の進行過程にどのように影 響するのか、その効果検証を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
2022年度は研究を中断したため、未使用額が発生した。2023年度は、培養骨格筋細胞を用いるため、細胞培養などに必要な消耗品(培養容器・培地・試薬など)を購入する。また、各実験終了後には生化学的検索と分子生物学的検索を各種抗体や試薬、測定キットを用いて実施するため、これらの消耗品を購入する。その他、本研究課題に関する情報収集や成果発表を目的に国内外の関連学会への参加を予定しており、その旅費が必要となる。また、本研究課題に関する研究打ち合わせや研究成果の発表に伴い、謝金、会議費、印刷費、英文校閲料、投稿料などが必要となる。そのため、これらに研究費を充当する予定である。
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Research Products
(5 results)