2020 Fiscal Year Research-status Report
中枢性交感神経制御による慢性心不全患者QOL改善のリハビリテーションモデル構築
Project/Area Number |
18K10775
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
城宝 秀司 富山大学, 学術研究部医学系, 講師 (90334721)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 慢性心不全 / 交感神経活動 / 心臓リハビリテーション |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は一昨年度に備品費にて購入した連続血圧血行動態測定ベーシックシステムを用い慢性心不全患者を対象にして測定を継続する予定であったが、新型コロナ蔓延の影響で停滞した。また学会でのデータ収集や学会報告の機会も制限された。このため研究費の使用にも影響した。 一方、並行して実施していた慢性心不全患者における中枢性の交感神経活動(筋交感神経活動:MSNA)のデータベースを用いたMSNAと体重の推移との関係については第85回日本循環器学会学術集会にて口述発表を行うことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
年度末終了の予定であったが、新型コロナ蔓延のため計測、発表、情報収集に遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究テーマのモデル構築は最低限完了する見込みであり、本年度中に研究を完了する予定である。年度中の測定を継続し、さらにこの周辺領域からの研究発表を目指す予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナ蔓延によりデータ収集、研究発表、情報収集において影響が生じた。現状も新型コロナ蔓延は続いているが、研究に必要な国内・国際関連学会・関連研究会における情報収集とそれに付随して必要となる計測機器に関する消耗品などの購入に充てる予定である。
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Research Products
(9 results)