2020 Fiscal Year Research-status Report
片脚支持爪先立ち及び回転動作における動的バランス調整機構についての動力学的解析
Project/Area Number |
18K10819
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
井村 祥子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 助教 (30586699)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 角運動量 / 動力学的分析 / 逆動力学 / 回転動作 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度までに行った解析内容で,2020年9月に行われた日本バイオメカニクス学会大会において口頭発表を行った.発表題目は「片脚支持回転動作(ピルエット)の連続回転における上肢と体幹部の角運動量調整メカニズム」で,上肢-体幹間の角運動量のやり取りについて,上肢の運動で生じる運動依存項によって体幹の角運動量が調整されている旨を発表した.2020年度は一年間育児休暇であったため,実験は行っていない.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
出産前に行っていた解析に時間がかかったことと,育児休暇を取得し実験を実施できなかったため.
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度前期に実験を行い,これまで組んできた解析プログラムを用いて分析を進める.実験が終わり,三次元座標データをラベリング作業で取得している間に,2020年度の解析で得られた結果を論文にまとめる.
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Causes of Carryover |
2020年度に育児休暇を取得したため,2020年度使用予定であった研究費を2021年度に使用するため.
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