2018 Fiscal Year Research-status Report
スポーツツーリズム参加人口拡大にむけたスポーツツーリストの理解
Project/Area Number |
18K10825
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Research Institution | Kokugakuin University |
Principal Investigator |
備前 嘉文 國學院大學, 人間開発学部, 准教授 (80584804)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 制約 / 交渉 / レジャー活動 / スポーツイベント / ツーリスト |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、スポーツツーリストが参加型スポーツイベントへの参加を検討する際に生じる制約と、その制約を解消しようとする取り組みを顕在化させることを目的としている。 目的を明らかにするために3年計画で研究を行うが、その第1段階として、平成30年度は、関連する分野の先行研究を踏まえながら、スポーツイベント参加者が「①スポーツイベントへの参加を検討する際に生じる制約」と参加者が「②制約を解消するためにおこなう取り組み」について項目を抽出し、複数の専門家と合議のうえ項目の精査・分類・語彙の修正をおこなった。 そして、抽出および修正した質問項目が本研究の調査において使用可能かを確認するために、作成した質問項目を用いて、予備調査を実施した。予備調査のアンケート調査で得られた結果を分析したところ、抽出した質問項目の信頼性および妥当性が確認されたので、平成31年(令和元年)度の本調査でも使用する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度は実施を予定しているアンケート調査で用いる質問項目の検討を行い、抽出した質問項目を用いて予備調査を行った。その結果を分析したところ、信頼性および妥当性が確認されたので、本年度の本調査でも使用する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度の12月に開催されるマラソン大会で本調査(アンケート調査)を実施する予定である。今後については、マラソン大会の実行委員会と打ち合わせを重ねて、調査実施に向けての詳細をつめていく予定である。
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Causes of Carryover |
昨年度は当初より予備調査の実施にあてる年度であり、調査項目の検討や調査実施の準備に費やした。よって、旅費や謝金が当初の見積もりよりも少なくて済んだ。次年度は昨年度の予備調査をふまえて本調査を実施する予定であるため、助成金を使用したいと考えている。
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Research Products
(1 results)