2019 Fiscal Year Research-status Report
分子栄養医学に基づいたアスリートに特有な代謝障害の解明
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18K10858
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
羽田 克彦 国士舘大学, 体育学部, 准教授 (60506228)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 陸上長距離走 / 血液検査項目 |
Outline of Annual Research Achievements |
日々激しいトレーニングを長時間に渡って行う陸上長距離走選手が、スポーツ障害を予防しつつ、求められる時に最大のパフォーマンスを得るために、これまで血中乳酸濃度や、トレーニングと年間の血液検査項目の関連(Hb等の貧血に関する項目、CPK等の筋肉に関する項目)などが検討されてきた。本研究では、長距離走の記録に相関する血液検査項目の同定を試みた。その結果、ある特定の二つの項目に関して有意に長距離走記録と相関することが分かった。現在、それらの多重共線性や相関するメカニズムの解明を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3年間分のアスリートのパフォーマンスデータおよび、血液検査データを入手することが出来、統計解析を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度、新たに前向き研究として陸上アスリートに対して血液検査・尿中有機酸検査を行った上でパフォーマンスの評価をする予定をしている。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、実施が困難になる可能性がある。
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Causes of Carryover |
新たに前向き研究として陸上アスリートに対して血液検査・尿中有機酸検査を行った上でパフォーマンスの評価をする予定をしている。各種検査費用および被験者への謝金等を必要とする。
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Research Products
(3 results)