2020 Fiscal Year Research-status Report
Empirical Research of Reformation of Extracurricular Activities called as Black in Japanese school
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18K10892
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Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
千葉 直樹 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (20389662)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 運動部活動 / 外部指導者 / 小学校部活動廃止 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年3月に、イギリスを訪問し、スポーツ指導者の人材派遣会社や、学校、スポーツ統括団体等を視察し、関係者にインタビュー調査を行う予定でした。しかし、2020年のはじめから、新型コロナウィルス感染症の影響があり、イギリスでの現地調査を断念しました。すでに面談の約束をしていた人材派遣会社の担当者とは、スカイプを使って、オンライン上で1時間程度のインタビュー調査を行いました。2020年度は、このインタビュー内容の分析を進めるとともに、今後、現地調査をする際の計画を再検討しました。 また2021年3月に名古屋市教育委員会や、民間スポーツクラブの関係者と小学校部活動廃止に伴うスポーツ政策についてインタビューを行う予定でした。しかし、スポーツクラブが名古屋市の事業の入札に参加しているために、調査の時期を2021年7月以降に延期しました。本年度は、北海道の中学校教員に関する部活動に関する実態調査の結果を学術雑誌に投稿し、2021年度に論文の掲載が決定しました。また2019年度に東京都杉並区の外部指導者派遣制度について担当者にインタビューを行った内容を論文にまとめ、学術雑誌に投稿しました。その他、運動部活動に関する最新の先行研究の読解と要約を行いました。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年に新型コロナウィルス感染症の影響を受け、イギリスでの調査と愛知県でのインタビュー調査を延期しました。結果的に当初の研究計画から後れている状態です。
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Strategy for Future Research Activity |
2021年度は、この研究の最終年度であり、昨年度できなかったイギリスでの現地調査と名古屋市小学校部活動廃止に関する調査を行う予定です。しかし、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、調査が予定通りできるか不透明な状況があります。予定していた調査ができない場合には、研究の1年延長も視野に入れながら、文献研究を続けていく予定です。
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Causes of Carryover |
2020年度にイギリスでの現地調査を予定していたが、新型コロナウィルス感染症の影響で調査を断念した。このために旅費を2021年度に繰り越して使うために、次年度使用額が生じた。2022年3月に再調査をする方向で再検討している。
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