2021 Fiscal Year Research-status Report
サルコペニアの早期予防と重症化防止を目的とした簡易評価法の構築
Project/Area Number |
18K10906
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Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
安田 智洋 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (20549604)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | サルコペニア / アジア / AWGS |
Outline of Annual Research Achievements |
2010年と2014年に、欧州ワーキンググループ(EWGSOP)とアジア・サルコペニア・ワーキンググループ(AWGS)がサルコペニアの診断基準を発表しているが、いずれも2019年と2020 年に診断内容を修正する論文が発表されており、今後の変更も予想される。予防や治療の観点からすると、「若年女性」や「入院患者」といった幅広い対象者にも簡易なサルコペニア診断を実施すべきだが、既存の診断基準では筋量の評価が困難となるケースも生じている。この年は、骨格筋量の測定に着目し、若年女性や入院患者に有益となる簡易評価の視点からサルコペニアの研究を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍のため、データ集積が遅くなりました。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は学会発表や論文公表に向けた作業を中心に研究を行う。
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Causes of Carryover |
コロナ禍でデータの集積が遅くなりました。 学会発表と論文発表に向けた準備が必要になったため、次年度の使用額が生じました。 繰り越し分については、学術雑誌の掲載料に使用する予定です。
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Research Products
(9 results)