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2018 Fiscal Year Research-status Report

オープンスキル系競技選手の敏捷性を評価する新規テスト開発

Research Project

Project/Area Number 18K10918
Research InstitutionFukui National College of Technology

Principal Investigator

青木 宏樹  福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 講師 (90622564)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 内田 雄  仁愛女子短期大学, その他部局等, 講師(移行) (00749418)
出村 慎一  金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (20155485)
長澤 吉則  京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (40299780)
山次 俊介  福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (40311021)
山田 孝禎  福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (60413770) [Withdrawn]
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords敏捷性 / 選択反応時間 / 上肢
Outline of Annual Research Achievements

オープンスキル系競技スポーツ選手の敏捷性を適切に評価するテストを作成するために,平成30年度は上肢の連続選択反応時間の試行間信頼性を検討した。対象者は青年男性30名であった。高さ70cmのテーブル上に正方形(15cm)のハンドタッチパネル3枚を対象者の右(左)側斜め前方向,真横方向,斜め後方向に15cm間隔に配置(各パネルの中心から対象者までは30cm)した。対象者は机の横で立位し,腰に右(左)手を当てた状態からパソコンの画面上に表示されたパネルを右(左)手で素早くタッチし,再び腰に右(左)手を戻し,次の刺激を待った。刺激提示(40bpm)はパネルに各1回タッチするように設定し,パソコン画面上に表示した。1試行計3回の選択反応時間を測定し,平均値を評価変数とした。パネルのタッチ順序及び左右手の試行順序は対象者ごとにランダムとした。測定は左右手それぞれ3試行実施した。評価変数の試行間差を検討するために,対応のある1要因分散分析を行った結果,右手と左手ともに有意な主効果は認められなかった。評価変数の試行間信頼性を検討するために,級内相関係数を算出した結果,右手と左手ともに0.7以上の高値であった。以上,青年の場合,上肢の連続選択反応時間には試行間差がなく,信頼性は左右手の違いに関わらず高いと判断される。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成30年度は連続選択反応時間の試行間信頼性を検討することを大目的とした。下肢と上肢の複合的な連続選択反応時間の試行間信頼性は検討することができなかったが,上肢の連続選択反応時間の試行間信頼性を検討することができた。

Strategy for Future Research Activity

来年度は,オープンスキル系の競技スポーツ選手を対象に,上肢と下肢の連続選択反応時間の試行間信頼性を検討する。合わせて,オープンスキル系競技スポーツ選手の連続選択反応時間と一般青年の連続選択反応時間の比較検討を行う予定である。今年度の測定結果の詳細及びデータの解析結果は,次年度開催される学会において発表予定である。

Causes of Carryover

(理由)
当初計画していたよりも測定規模が小さく,人件費に関わる時間が短縮されたため。
(使用計画)
来年度は,長期間にわたる測定,それに伴う膨大なデータの入力作業があるため,その分の人件費として使用する予定である。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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