2021 Fiscal Year Research-status Report
連続変量を含む相互情報量の推定と、グラフィカルモデルの構築への応用
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18K11192
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
鈴木 譲 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (50216397)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 相互情報量 / 独立性検定 / 因果推論 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、多変量のデータから、変数間の依存関係の強さを評価し、事後確率を最大とするグラフィカルモデルを構築する問題を考察している。そのために、連続値を含む、離散でも無限個の値を取るといった一般の2変数に関する相互情報量の推定方法を検討した。本年度は、交絡の存在を許容する因果探索(連続変数の場合)、交絡の存在を許容する因果探索(離散変数の場合)、ベイズ測度を求めるための事前確率に関する研究の3課題を検討した。現在までに、2.に関して、以下のを出版することができた。
1. J. Suzuki, Y. Inaoka, "Causal order identification to address confounding: binary variables", Behaviormetrika (1): 1-17, 2021年7月
この他、関連研究として、3論文を出版した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
おおむね順調だが、期間の3/4が経過したので、成果をジャーナルに投稿して、成果を国際的にアピールしたい。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナの関係で、研究期間を1年間延長せざるを得なかった。最終年度になるので、上記で残された課題について、全力で取り組みたい。
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Causes of Carryover |
コロナで、海外出張に行くことができなかった。
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Research Products
(10 results)