2022 Fiscal Year Research-status Report
Towards a computational frame work on ranked trust policies in data interoperability problems used in XQuery
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18K11252
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Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
加藤 弘之 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 助教 (10321580)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | XQuery / provenance / ビュー更新問題 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、統一的なスキーマを定義する必要がなくかつ様々な変化に対応可能なP2Pアプローチによるデータ相互運用問題において、検索結果の信頼性を検証する枠組みを構築することである。P2Pアプローチでは、あるピアAから別のピアBへのデータ変換であるスキーママッピングによってデータ統合が実現される。ここでスキーママッピングはデータベースビュー定義とみなすことができる。ピアBにおけるデータの更新をピアAのデータに反映させることは、ビュー更新問題と呼ばれ、データベースの世界では古くから長年取り組まれてきた未解決問題であったが、近年研究代表者らの研究で解決策を示した。 今年度の成果は、昨年までの成果であるXQuery問合せの来歴情報をピアが繋がって構成されているネットワークに伝播する際の適切な付加情報を定義した。特にネットワークに閉路が存在する場合の取り扱いをidenpotentとして扱うような数学的な枠組みを用意した。これにより、XQueryの各演算子が持つ数学的な性質と来歴情報が持つ数学的な性質の間に準同型が成り立つように定義でき、来歴情報の有用性を確認することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の研究計画に記した研究通りに進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の成果を踏まえ、実際に使われている状況に適用してその有効性の検証を行う予定である。具体的には、W3Cにあるcase studyやbenchmarkを用いる予定である。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由は、8月に予定していた中国での海外連携研究者との議論及び、メルボルンで開催予定だった国際会議への参加と行った海外出張が、covid19の流行により取りやめとなったためである。 使用計画としては、海外連携研究者との議論及び、国際会議参加のための海外出張に使用する予定である。
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Research Products
(1 results)