2022 Fiscal Year Annual Research Report
Construction of a computational model of word sense based on vocabulary, phonology, and pronunciation, and its application to multiple document summarization
Project/Area Number |
18K11429
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
鈴木 良弥 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (20206551)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 音韻 / 語感 / 感情分析 / 主張の強さ / 文書要約 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の令和4年度の実施予定は書き手の意見抽出とつながりを考慮した要約生成と,要約に関する定量的な評価と成果の公開であった.それに対して"Exploiting Labeled and Unlabeled Data via Transformer Fine-tuning for Peer-Review Score Prediction"をEMNLP2022に投稿し採択された.この論文は科学技術論文での著者の論調などの特徴を利用して,それぞれのアスペクト(明確さ,新規性,インパクト,関連論文との比較の妥当性,正確性,具体性)ごとにレビュアの評価を予測する.論文評価のためにはそれぞれのアスペクトに対して著者の主張の強さ,正しさを評価する必要があり,書き手の意見抽出と定量的な評価に対応している.実施できなかった要約部分については次年度中に実施する.また,この研究に関連した研究として"Multi-Feature and Multi-Channel GCNs for Aspect Based Sentiment Analysis(アスペクトベース感情分析のための複数要素,複数チャネルのGCNの提案)"をDEXA2023に投稿中である.この研究では各種レビューについてアスペクトごとの感情分析を高精度で行うためのモデルを提案しており,著者の主張のポラリティと強さを予測しているため,本研究と関連がある.また,"Speech Synthesis Model based on Face Landmarks(顔のランドマークを用いた音声合成モデルの開発)"という論文をInterspeech2023に投稿中である.この論文は話者の顔の表情の情報を利用して発話内容を予測する研究であり,音韻,及び発音の情報を利用している点で本研究と関連がある.
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Research Products
(3 results)