2020 Fiscal Year Research-status Report
教育活動のモデル/シナリオを生成する手法の導出とそれを自動生成するシステム
Project/Area Number |
18K11574
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
八重樫 理人 香川大学, 創造工学部, 教授 (30410848)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
後藤田 中 香川大学, 創造工学部, 准教授 (40633095)
最所 圭三 香川大学, 創造工学部, 教授 (50170486)
林 敏浩 香川大学, 創造工学部, 教授 (90264142)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 教育活動のモデル/シナリオ / オンライン授業 / ユーザモデリング技術 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は,昨年に引き続き「教育活動のモデル/シナリオを自動生成する機能の開発」をおこなった.本研究における教育活動のモデルとは,「教育活動の活動対象や活動の機序に対する論理的関係を記述したもの」,教育活動のシナリオとは,「教員の教育活動と,そこから得られるイベント(事象)(システムの振舞いを含む)を,時系列に沿って記述したもの」と定義される.すでに研究成果については,学術情報処理研究に採択されており,一定の成果をあげている.本年度はこれまでの研究成果を発展させ,コロナ感染症拡大の影響を受け実施されたオンライン授業における教育活動にもScopeを拡大させ研究を実施した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度実施を計画していた「(5)「教育活動のモデル/シナリオを自動生成する機能の開発」に加え,オンライン授業における教育活動にもScopeを広げていることからおおむね順調に進展している.研究活動については順調に実施できているが,国際会議での成果発表等については実施することができなかった.来年度は,国内会議を中心に発表をおこなう予定である.
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Strategy for Future Research Activity |
上記でも述べたが,コロナ感染症拡大の影響をうけ実施しているオンライン授業における教育活動も本研究のScopeに含めた.オンライン授業における教育活動については,データ取得の方法やモデル化に必要な仕組みの導出はすでに終えており,来年度機能の開発を実施する予定である.
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Causes of Carryover |
コロナ感染症拡大の影響を受け,一部研究計画を変更した。国際会議参加費をシステム開発経費に計上することで,当初配分額での研究実施が可能と判断した。
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