2021 Fiscal Year Research-status Report
個人旅行客の受け入れによる農家民泊経営モデルの構築
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18K11873
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| Research Institution | Chiba University of Commerce |
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Principal Investigator |
山田 耕生 千葉商科大学, サービス創造学部, 准教授 (70350296)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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| Keywords | 農家民泊 / 個人旅行客 / アグリツーリズモ / 農村観光 / 農家民宿 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
研究最終年度の当初の研究計画は、（1）個人旅行客の受け入れを主とした農家民泊への分析を深め、いくつかのタイプに類型化する、（2）地方公共団体・NPO組織による農家民泊支援体制の特徴や課題を整理する、（3）イタリア・アグリツーリズモの調査結果をもとに、日本の農家民泊の普及拡大に向けた要素を検討する、の3点を行うことで、日本における個人旅行客の受け入れを主とした農家民泊の普及拡大に向けた経営モデルを構築することであった。
残念ながら2年続けての新型コロナウイルス感染症拡大の影響で各地の農家民泊あるいは行政等組織への現地調査およびヒアリング調査が出来なかったため、主たる実績を残すことが出来なかった。
しかしながら、コロナ禍によりワーケーションやマイクロツーリズムなど、旅のスタイルの変化や新たな旅の形態も注目されている。密を避ける目的で農村での農家民泊に滞在しながらの旅行は今後普及拡大していくと確信している。
日本の農家民泊の普及拡大につなげていくためにも、研究最終年度の2022年度は上記の（1）から（3）の研究を粘り強く遂行していく所存である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
本研究の主たる対象であり、現地調査、インタビュー調査を予定していた農家民泊、農家民宿、地方公共団体の農家民泊担当部署において、新型コロナウイルス感染症拡大の対応で宿泊客の受け入れを制限する中で、本研究への調査協力も控えるなどの対応が見られたため、こちらからも調査依頼をできない状況であった。
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| Strategy for Future Research Activity |
2022年度は、当初予定していた研究内容を再度遂行する。
具体的には、（1）個人旅行客の受け入れを主とした農家民泊への分析を深め、いくつかのタイプに類型化する、（2）地方公共団体・NPO組織による農家民泊支援体制の特徴や課題を整理する、（3）イタリア・アグリツーリズモの調査結果をもとに、日本の農家民泊の普及拡大に向けた要素を検討する、の3点を行うことで、日本における個人旅行客の受け入れを主とした農家民泊の普及拡大に向けた経営モデルを構築することである。
また、2022年度は研究最終年度であるため、学会発表や論文投稿を精力的に行っていく。
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| Causes of Carryover |
前述の通り、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、現地調査、ヒアリング調査の実施が出来なかったため。繰り越した助成金は、今年度当初に行う予定であった調査（個人旅行客の受け入れを主とした農家民泊、地方公共団体、NPO組織等へのヒアリング調査）に充てる予定である。
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