2019 Fiscal Year Research-status Report
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18K11990
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| Research Institution | Nakamura Gakuen College |
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Principal Investigator |
中藤 哲也 中村学園大学, 栄養科学部, 准教授 (20253502)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣川 佐千男 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 教授 (40126785)
石田 栄美 九州大学, 附属図書館, 准教授 (50364815)
鈴木 孝彦 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 准教授 (90243906)
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| Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| Keywords | 計量書誌学 / 情報抽出 / 機械学習 / テキストマイニング |
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| Outline of Annual Research Achievements |
引き続き、学術論文の評価指標に関する研究を中心に推進した。
これまでの研究で提案している学術論文の評価指標について、引用数の計数方法を改善することにより、より特定の注目分野に特化した基準による学術論文の評価方法を新たに提案した。この指標の評価実験として、Bibliometrics(計量書誌学)分野の論文データベースから抽出した計10,186件の論文の書誌情報のデータベースを用いた。これらの論文の引用情報に対して、一般のCitation Count(CC)、過去に提案したFocused Citation Count (FCC)、今回提案したRevised Focused Citation Count (RFCC)を適用し、それぞれの精度として Presicion@N を求め、評価を行った。結果、RFCCはCCよりも高い精度が得られ、またFCCとも同等の精度が得られることが明らかになっている。また、質的評価においては、RFCCはFCCよりも的確に特定の関連分野の論文を見つけ出すことも明らかになっている。加えて、他の幾つかの分野の論文に関しても同様の分析を進めており、提案手法の有効性・有用性を評価しているところである。更に、論文の細粒度構造とこれらの指標の関係を評価中であり、より的確な評価が可能となるよう分析を進めている。現在の評価方法に関する改善、および他の指標と組み合わせた評価方法を確立する予定である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
転職に伴って、情報収集サーバーの設置が遅れたこと、年度末に予定していた研究が移動制限などで若干遅れたことなどから、やや遅れているとした。
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| Strategy for Future Research Activity |
引き続き、論文自体を分析して論文間の関係性を明らかにする研究、および論文の評価指標に関する研究を並行して行う。特に論文間の関係性を明らかにする研究に関しては、情報収集を開始しており、論文の構造を加味した細粒度の要素の組み合わせに関して、高速計算機による大規模な分析を予定している。
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| Causes of Carryover |
ほぼ計画通りに使用したが端数が生じたため。
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