2020 Fiscal Year Annual Research Report
Robot acceptance to the human community with the social contingency
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18K12008
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
林 宏太郎 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80728345)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅井 優一 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (80726860)
佐藤 健 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40402242)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 教育ロボット / 随伴性 / Human-robot intaraction |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は少人数で構成された人間コミュニティに投入する。投入後、ロボットと人間との協働活動を通してコミュニティ成員の意識にどのような変容が生じたのかについて対話データ、人形状計測、人位置計測など各種センサを用いてビックデータを長期的に取得。その後人と共在するロボットに必要な機能を明らかにすることである。今年度はコロナウイルス流行の状況下により、当初予定していた最終的なロボット投入実験は行えず期間を終了した。またコロナウイルス流行がさらなる長期化の様相を見せていたので、延長も断念した。本年度は研究の発表以外では、以下の研究調査を行った。 ・ロボットを投入した際に行う随伴性の具体的な内容を検討。検証のための機材購入と実験計画の検討を行った。具体的には、人とロボットの間で視線の有無によって人の知覚エリアがロボットの方に広がることを確認するための実験準備を行った。ディスプレイで人とロボットが向かい合って、ディスプレイ上のブロックを消し合うという作業を行う。この際、人同士ではロボットを消す速度が早いエリアが相手側に移動することを確認した。ところがロボットではエリアの移動が確認できなかったので、ボタンを押すことによる作業感を出すためにロボットハンドを購入した。 ・近年販売開始された英語教育などが行えるホームロボットを借りうけ、現状を調査した。具体的には、musioを借り受け、使用感を確認した。英語の認識能力は非常に高い一方で、英語が喋られず固まっている時や、聞き取れなかった時のユーザーの様子を確認しないため、人の認識が重要であることを確認した。 ・随伴性をロボットにどう実装するかの検討のため、小型に社会的刺激を実現するためのモータ選定や動作確認を行った。
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Research Products
(2 results)