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2019 Fiscal Year Research-status Report

Establishment of the latest system using Telemedisin and IoT for 2025 problem

Research Project

Project/Area Number 18K12115
Research InstitutionSaitama Medical University

Principal Investigator

中元 秀友  埼玉医科大学, 医学部, 教授 (90180421)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小林 威仁  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (90618266)
飯田 慎一郎  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (20513732)
廣岡 伸隆  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (10719743)
野口 哲  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (10796501) [Withdrawn]
青柳 龍太郎  埼玉医科大学, 医学部, 助教 (20817663)
中山 智博  埼玉医科大学, 医学部, 助教 (80817776) [Withdrawn]
齊藤 航平  埼玉医科大学, 医学部, 助教 (70817618)
Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywordsテレメディスン(遠隔医療) / ウェラブルデバイス / 経時的モニタリング / IoTシステム
Outline of Annual Research Achievements

2025年問題にむけて、更に進行する社会の高齢者割合の増加に対して高齢者医療環境と医療費のバランスを考え整えることは国家にとって急務な課題である。
そこで先進技術を利用して①在宅診療におけるウェアラブル機器(wearable device)の活用法とテレメディシン(telemedicine)による患者状況管理方法の 確立、および診療の質の向上。次に、このシステム用いて②IoT(Internet of Things)を活用した情報連携共有方法と地域医療連携モデルの構築を計ることで、医療経済を含む国家問題への打開策の提唱し問題解決の一助を目指す。
本研究では、入院加療後に在宅医療介入が必要と判断され連携先の訪問診療+看護のサービスを受けている患者を対象に研究を行う。ウェアラブルデバイスの使用による在宅における病状管理の有用性の臨床研究に参加同意を頂いた方を対象とする。生体データモニタリングを行い、機器の検出性能の差異を把握した上で、入院時のバイタルサインの変動と自宅での推移および自覚症状との相関性を医学的に評価する。そして、新TMシステムの稼働の信頼性と新IoTシステム導入による医療者負担軽減の程度を評価する。
ウェアラブルデバイスの初期モデル開発は完成した。そして、デバイスにて経皮的脈波測定からの実数化を既報の換算式を用いて施行した。その際、測定結果の精度についてバリデーションスタディを行い、脈波からの生体モニタリングデータの正確性の向上を図った。また、その測定結果ををデータ通信モバイル(スマートフォン)端末を用いて中央サーバへデータ集積を行った。その結果について遠隔地より中央サーバへアクセスし測定結果の検証を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

ウェラブルデバイスの初期モデル開発は完成した。検出機能の設定(センサー機能・感度など)を行いバリデーション研究を施行。ウェラブルデバイスより検出された各種データ(血圧、脈拍)を管理するアプリをデータ通信モバイル(スマートフォン:android)用に開発し、日内データのグラフ化や随時モニタリングが可能となった。また、検出したデータをデータ通信モバイル(スマートフォン)を通じて中央サーバにて一括管理する体制(IoTシステム)を構築した。現在は、検出データにおけるアラート機能設定をするための開発を引き続き行っている。

Strategy for Future Research Activity

この度開発した新システムを用いて、当初の計画通りに診療研究計画に移行する。実際には、在宅医療導入患者および導入予定患者に説明、理解、同意を得た上で的に実地導入を行い、患者満足度アンケートを行ったり、在宅医療現場におけるウェラブルデバイスによる生体データの経時的モニタリングの有用性を検証する。
課題として、ウェアラブルデバイスの管理およびデータを送信する為のデータ通信モバイル(スマートフォン)の操作について被検者の理解が重要であり、その理解度が本システムの稼働に大きく影響を及ぼす。

Causes of Carryover

各種研究進行過程の支払い内容について、適宜研究内容に応じた諸経費がかかるため当初の予算経費使用計画に差異が生じている。しかし、想定の範囲内にて適宜研究を進めていく過程において計画に準じて対応していく。

  • Research Products

    (2 results)

All 2019

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 血液浄化療法における人工知能(AI)・IoTの活用 遠隔診療を用いた在宅透析患者管理の実際と未来2019

    • Author(s)
      小林威仁
    • Organizer
      第30回日本急性血液浄化学会学術集会
  • [Presentation] 血液透析中の経時生体モニタリングシステムの開発2019

    • Author(s)
      小林威仁
    • Organizer
      第64回日本透析医学会学術集会・総会

URL: 

Published: 2021-01-27  

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