2022 Fiscal Year Annual Research Report
Modeling oral feedback methods for communication activities of English for academic purposes
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18K12450
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡田 悠佑 大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 准教授 (70551125)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 英語教育 / フィードバック / 会話分析 / EAP / アカデミック・プレゼンテーション / 相互行為能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度発表の具体的な研究実績として挙げられるのは、「フィードバックによる学術的社会化―EAP授業における教師のポスト・パフォーマンスフィードバックの会話分析」というJALT Journalの44巻1号に掲載された論文である。学術目的のための英語 (English for academic purposes: EAP) 授業という我が国だけでなく世界中の多くで用いられている英語授業を担当する教師に具体的な教育的示唆を与えることを目指した本課題研究の大きなまとめとなる論文で、ア カデミック・プレゼンテーションなどでの学生のパフォーマンスに対して、どのようなフ ィードバックを与えることで学習者の学術世界への社会化を促進できるのか、という本研究課題の問いに対して、「パズル化発問と解答提示連鎖による教師のフィードバック」という相互行為手続きに代表される、学生たちの不適切なパフォーマンスを間接的に再演し、そこからその問題源を体験させるという相互行為手続きを取ることによって、教師のポスト・パフォーマンスフィードバックは学生の学術世界への社会化を促す媒介となる、ということを明らかにした。 この論文での研究成果を受け、2022年度にはEAP型授業の中で「パズル化発問と解答提示連鎖による教師のフィードバック」などの学生たちの不適切なパフォーマンスを間接的に再演し、そこからその問題源を体験させるという相互行為手続きを実践した授業のデータを採集し、どこまでこの研究結果を一般化できるかを分析した。その分析結果は成果報告書に掲載予定である。
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Research Products
(1 results)