2021 Fiscal Year Research-status Report
初修中国語音声教育への授業コンテンツ開発サイト導入による教員指導力の向上の研究
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18K12451
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
丁 雷 島根県立大学, 国際関係学部, 准教授 (50710993)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 音声教授法 / 中国語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルスのマイナス影響により、ウェブサイトの開設や、授業の調査、教師の訪問や録音などの仕事が難航ですが、全力を尽くして計画通りに行うことが困難な状況でした。その ような状況下で、2021年度は主に以下の4点を行いました。 1.Apple Japan社と年間契約をして、Claris FileMaker Cloudを借りて、私がFilemakerで開発した語音指導系統、語音庫、輕聲項目を配置しました。参考URL:https://console.claris.com/app/homeです。 2.語音指導系統は私が学生の発音を指導する過程や学生の発音に対する評価を記録するシステムです。各学生に個人用の発音カルテを作成しました。既に1年間のデータを入れました。語音庫は音声の比較研究用システムです。既に、過去の学生の発音録音を入れました。輕聲項目は軽声に関する音声分析データを収録するデータベースです。既に、一年間の実験データを入れました。 3.以上の各システムについて、開発動機、使用目的、使用効果などをまとめて、総合政策論叢でデータベース技術と音声教育の結合による実例研究ーFilemakerの開発を例にーの題目で公開しました。また、語音指導系統の応用について、中国語教育学会全国大会で学会発表で部分的に公開しました。 4.慶應義塾大学 中国語学・中国文学研究会で中国語の発音の問題から朗読訓練の重要性を考えるの演題で、以上の各システムを公開しました。教員の意見やアドバイスを拝聴して、システムの改善に力を入れました。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナウイルスの影響ですでに本研究をさらに1年間延長しました。現在は概ね研究計画通りに進んでいます。ただし、新型コロナウイルスの影響によりまだ先が見えないため、自分ができるベストを尽くします。今後新型コロナウイルスの状況次第では研究進度が遅れるあるいは、中止の場合もあります。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画の変更はありません。今後は研究計画通りに進めていきます。新型コロナウイルスの拡大による影響があれば所属研究機関の指示に従って研究の計画を 調整します。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で学会参加や授業の現場調査、録音・録画活動ができなかたったため。また、教員との打ち合わせをオンラインで行ったため旅費が 余った。この余った助成金はウェブサイト開発に関わる内容を充実させるために使用する。
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