2021 Fiscal Year Research-status Report
Global Governance in Development Cooperation: Coordinated analysis of field and policy level
Project/Area Number |
18K12730
|
Research Institution | Chukyo University |
Principal Investigator |
尾和 潤美 中京大学, 国際学部, 准教授 (00756926)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | グローバル・ガバナンス / アフリカ / 国際機関 / 開発協力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、アフリカにおける開発協力の現場と国際機関の政策を有機的に分析することを通じて、開発協力におけるグローバル・ガバナンスの課題と可能性を解明することを目的とするものである。当初の研究計画に含まれているアフリカ(ガーナ・タンザニア)および国際機関(国連・OECD)における現地調査が実施できていないのが現状である。そのため、今年度は既存文献や公式文書・資料を基に、国連及びOECDの開発協力政策の変化や両機関の開発協力政策の比較研究を行い、また、新興国を含む多様なアクターによるアフリカへの支援やアフリカにおける開発協力の在り方の変遷について分析した。
次年度以降、現地調査の実施ができるか否かの見通しがつかないため、現地調査を実施せずに文献やオンライン上での入手が可能な情報を活用するなど当初の計画を変更することも検討しながら研究を進めたい。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
現地調査の実施ができていないため。
|
Strategy for Future Research Activity |
次年度、現地調査が実施できるか見通しがつかないため、オンライン上での情報収集や公式文書、既存文献の分析を通じて研究を進めるなど、当初の研究計画を変更することも含めて検討中である。
|
Causes of Carryover |
現地調査を計画していたが、実施できなかったため。
|