2020 Fiscal Year Research-status Report
Optimal Auction Designs of Competing Sellers
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18K12738
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Research Institution | Otaru University of Commerce |
Principal Investigator |
白田 康洋 小樽商科大学, 商学部, 准教授 (80635110)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | Auction Design / Competing Sellers / Revenue Cap |
Outline of Annual Research Achievements |
covid-19の流行により,本年度はあまり研究実績を上げることができなかった.従って昨年度に引き続き本年度も,どのようなパラメータの場合にどの程度の上限価格や割いて入札価格を設定すればよいのか,そしてそれはどの程度の入札者数が確保できるのかを詳細に検討し,網羅的に計算を行う.また結果として社会的に最適な入札者数を確保できないことが明らかになったケースについて,どのように改善すればより社会的に望ましいオークションデザインとなるかを詳細に検討する.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Covid-19の流行により研究を進めるために必要な共同研究者との対面での打ち合わせ,国際学会での報告等が行えなかった.特に今年度は長期に海外へ出張を計画していたが実行不可能になってしまった.オンラインで代替できることは行っているが,対面で進めることと比べると進捗が遅くなってしまう.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は対面での研究打ち合わせができなかったこと,またオンライン授業への準備等もあり昨年度計画していたことがあまり進まなかった.よって今年度も昨年度の計画から引き続き,一昨年に行った試行的計算を元に,本格的にモデルを整備し,結果を出していく.
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Causes of Carryover |
covid-19により予定していた海外出張がすべて行えなかったために次年度使用額が生じた. 国境をまたいだ移動が可能になれば,昨年度に行えなかった海外出張を今年度に行いたい.今年度も海外出張が難しければリモートワークを整えるために使う予定である.
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