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2021 Fiscal Year Annual Research Report

Elucidating the Process of Generating Educational Inequality by Focusing on Parental Expectations

Research Project

Project/Area Number 18K13085
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

鳶島 修治  群馬大学, 情報学部, 准教授 (30708350)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywords教育格差 / 進学期待 / パネル調査
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、子どもに対する親の進学期待(子どもにどの教育段階までの進学を期待しているか)に着目した計量分析をとおして、出身家庭背景による教育達成格差が生み出されるプロセスを解明することを目的としたものである。4年間の研究期間の最終年度となる2021年度は、既存の社会調査データの二次分析を進めるとともに、小中学生の子どもをもつ母親を対象として実施したWebパネル調査のデータの分析を行った。
Webパネル調査のデータの分析としては、きょうだいデータとしての特性を活かし、2020年度に実施した第1波調査のデータを用いて母親の子どもに対する進学期待の規定要因を検討した。この研究の成果については2021年7月に実施された東北社会学会大会で口頭発表を行った。また、2時点(2020年と2021年)のパネルデータを用いて交差遅延効果モデルによる分析を行い、子どもの学業成績と母親の進学期待との相互関係を検討した。
既存の社会調査データを用いた二次分析の成果としては、複数の保護者調査のデータを用いて、保護者調査における父親回答の代表性について検討した。この研究の成果については2021年9月に実施された日本教育社会学会大会で口頭発表を行った。また、東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が実施している「子どもの生活と学びに関する親子調査」のWave1~Wave4のデータを用いて、子どもの性別や親の階層的地位による違いに着目しつつ、子どもの学業成績と母親の進学期待との相互関係を検討した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2021

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 母親の子どもに対する進学期待の規定要因――きょうだいデータを用いた分析2021

    • Author(s)
      鳶島修治
    • Organizer
      第67回東北社会学会大会
  • [Presentation] 保護者調査における父親回答の代表性2021

    • Author(s)
      鳶島修治
    • Organizer
      日本教育社会学会第73回大会

URL: 

Published: 2022-12-28  

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