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2020 Fiscal Year Research-status Report

中等理科教育におけるアーギュメント促進と教授方略確立に向けた基礎研究

Research Project

Project/Area Number 18K13159
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

泉 直志  鳥取大学, 地域学部, 講師 (50734894)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2022-03-31
Keywordsアーギュメント / アーギュメンテーション / 理科教育 / 科学教育
Outline of Annual Research Achievements

科学教育においてアーギュメントの果たす役割の重要性が認識されつつある(例えば、PISA2016調査、Next Generation Science Standards等)。こうした認識の広まりを受けて、教師教育用指導書や教育基準にアーギュメントの考えが取り入れられてきており、アーギュメントを通した理科教育、及び、アーギュメントの能力の獲得を目指した理科教育が展開されようとしている。その一方で、アーギュメントを行うことは容易ではなく意図的な指導が必要であることが指摘とされている。日本国内では初等教育段階の児童に対し、アーギュメント・スキルの育成という観点で研究が行われているものの、それに接続する中等教育段階については、指導法の確立には至っていない現状がある。
本研究では、文献調査等の基礎的研究として、諸外国におけるアーギュメント促進のための指導方略の収集・整理・分析と、実践的研究として、実態調査や実証的検討・評価からなる。実践的研究としては実際の学校現場で生徒を対象とした調査が必要であるが、未曾有のコロナ禍という状況下にあり調査が困難であったことから、基礎的研究として文献の収集及び翻訳を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

コロナ禍という状況下にあり調査が困難であり予定していた調査が実施できなかったため。

Strategy for Future Research Activity

感染状況やワクチンの接種状況を勘案しつつ、調査が可能な時期を見極め調査を計画する。また、そのため中学校教員との連絡を密に行うことが考えられる。引き続き、文献の収集と整理を行う。

Causes of Carryover

新型コロナウイルス感染症の流行により実態調査等の計画に変更が生じたため。本年度は、調査に使用する機材の購入等に使用する予定である。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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