2019 Fiscal Year Research-status Report
グローバル化社会に対応した見方・考え方の育成をめざす社会科授業研究
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18K13173
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Research Institution | Musashino University |
Principal Investigator |
佐藤 克士 武蔵野大学, 教育学部, 講師 (10706857)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 社会科教育 / 地理教育 / 小学校 / 授業開発 / 社会的見方・考え方 / グローバル化社会 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,初等社会科教育において,グローバル化社会に対応した見方・考え方の 育成を目指す単元及び授業モデル開発を行い,その有効性を実験授業の実践とその分析によ って明らかにしようとするものである。 第1の取り組みは、グローバル化社会に対応した見方・考え方を育成するための授業設計の視点に基づき第5学年工業学習の単元プランを開発した。 第2の取り組みは、開発した単元プランの有効性について研究協力者の協力のもと、実験授業を通して効果測定を行った。 次年度は、これら一連の研究成果について学会で口頭発表したり、論文としてまとめ学会誌に投稿したりしていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初計画通り,2019年度に予定していた単元プラン開発と実験授業による効果測定について,概ね終了しており,次年度以降の口頭発表及び成果報告書作成等、スムーズに行える状態になっている。また、開発する単元についても他単元への可能性を視野に継続的に進めていく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度は,2019年度の研究成果をもとに,学会での口頭発表や学会誌への投稿論文として成果をまとめて,発表していく。また、開発する単元についても他単元への可能性を視野に継続的に進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの影響により、予定していた打合せを急遽、対面を避けWeb(Zoom)で実施した。これにより計画していた旅費が削減され、繰越金が発生した。来年度は、主に専門書籍購入費の他、研究打合せ、口頭発表、翻訳・校閲、報告書作成等に使用していく予定である。
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