• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2023 Fiscal Year Research-status Report

自閉スペクトラム症における社会的認知の促進:ライブ呈示による再検討

Research Project

Project/Area Number 18K13211
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

菊池 由葵子  東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (90600700)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2025-03-31
Keywords自閉スペクトラム症 / 社会的認知 / 顔
Outline of Annual Research Achievements

今年度は対面実験が再開されたが、感染症防止対策は継続されているため、実験参加者や実験課題の制限など、実施には制約があった。そのため、対面実験が中断されていた期間に実施したオンラインによるアンケート調査について分析した。アンケートでは予備的な調査として、顔表情や目に関するさまざまな質問を用意した。アンケートの回答者は、小学生から成人までの自閉症児/者・定型発達児/者であった。
定型発達者では、他者の顔や視線などに対する選好が強く見られる一方、対人コミュニケーションの困難を主徴とする自閉スペクトラム症者では、他者に対する選好が定型発達者にくらべると弱い傾向が見られる。
アンケートでは、顔がついているものは、顔以外のモノがついているものにくらべて、選択されやすいのか検討した。笑った顔のイラストがついたお菓子のパッケージと顔の部分だけきれいな花のイラストに変えたお菓子のパッケージを呈示し、どちらのお菓子を購入したいか尋ねた。その結果、自閉症群・定型発達群とも、花のイラストより顔のイラストがついているものを選ぶ人が多かった。
また、顔や目があるほうが、社会や環境のためになる行動の促進に影響があるのか検討した。ゴミ捨て場のポスターとして、お辞儀をしたネコ、歌舞伎の目、笑った地球のイラストを呈示し、どのポスターが効果的か(ゴミ捨て場がきれいになりそうか)尋ねた。その結果、自閉症群・定型発達群とも、お辞儀をしたネコより、歌舞伎の目や笑った地球のイラストを選ぶ人が多かった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

対面実験が再開されたが、感染症防止対策は継続されているため、実験参加に制限があり、十分な実験参加者数を確保できていないため。

Strategy for Future Research Activity

対面実験を継続し、ライブ呈示条件の参加者数を確保する。

Causes of Carryover

ライブ呈示実験が完了していないため、次年度使用額が生じた。
実験のための物品費、国内学会での発表や研究打ち合わせのための旅費、実験参加者への謝金や事務・解析補助者への人件費、学術誌への投稿料や英文校閲費、通信費などに使用する。

URL: 

Published: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi