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2020 Fiscal Year Annual Research Report

A study on development of educational index for young navigator to avoid risk of collision

Research Project

Project/Area Number 18K13253
Research InstitutionNational Institute of Technology(KOSEN), Oshima College

Principal Investigator

久保田 崇  大島商船高等専門学校, 商船学科, 教授 (40413843)

Project Period (FY) 2018-04-01 – 2021-03-31
Keywords衝突のおそれ / 操船シミュレータ / 避航
Outline of Annual Research Achievements

<研究の目的>
団塊の世代の航海者が去り、海運界全体が航海者不足である。平成19年には海洋基本法が制定され、法中の第5条「海洋産業の健全な発展」により、次世代の航海者の採用・育成が推奨され、20代の若手航海者が増加している。しかし航海者の技術の向上は経験より得られるものだが、昇進が早く、短い乗船経験での航海者育成が急務となっている。本研究は若手航海者の経験不足をフォローする新支援システムを構築する事を目的とする。
<研究実施計画>
1.データ収集:2018年12月26日~2020年11月22日に操船シミュレータ実験を本学生10名及びプロ航海士10名に実施し、避航行動(音声・映像・記録用紙)、航跡、及び主観的衝突のおそれ(衝突のおそれがない~あるまでの5段階評価)を記録した。2.データ解析及び解析結果の検証:実験より得られた音声より被験者のコミュニケーションと行動を解析し、コミュニケーション評価指標を構築した。また主観的衝突の衝突のおそれの解析結果より、船種別(練習船、内航タンカー、セメント船、フェリー)のSROC(Subjective Risk of Collision:衝突のおそれのシグモイド近似式)の傾斜係数A・時間遅れBの係数の差異を求めた。結果より、SROCのAの大きさ・Bの小ささは練習船、セメント船、内航タンカー、フェリーの順となった。3.表現方法および検証:総合的な主観的衝突のおそれ(Synthetically Subjective Risk of Collision: SYSROCはSROCの総和)を表現するために、極座標(針路・時間・SYSROC値)を用いた。その結果より、プロ航海士が危険であると判断する領域を色で識別(避航の必要があるは赤~避航の必要はないは緑)で表現出来、また時系列の変化を表現できるかを検証するため、分ごとのSYSROC空間の変化を示した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2021 2020

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 操船シミュレータによる教育・評価方法 -情報共有・協調行動モデルによるコミュニケーション評価と検証-2021

    • Author(s)
      久保田崇・諏訪純也
    • Organizer
      日本航海学会第144回講演会
  • [Presentation] 操船シミュレータによる教育・評価方法 -情報共有モデル・協調行動モデルによる教示の試用-2020

    • Author(s)
      久保田崇・諏訪純也
    • Organizer
      日本航海学会第142回講演会

URL: 

Published: 2021-12-27  

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