2019 Fiscal Year Research-status Report
Neurocognitive Function and Psychological Assessment in Survivors of Pediatric Brain Tumor
Project/Area Number |
18K13319
|
Research Institution | St. Luke's International University |
Principal Investigator |
佐藤 聡美 聖路加国際大学, 専門職大学院公衆衛生学研究科(公衆衛生大学院), 講師 (50597804)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 小児がん / 脳腫瘍 / 認知機能 / 知能 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画通り、研究代表者の施設で倫理審査の承認を得たのち、各研究協力施設において倫理審査の申請を行った。脳腫瘍の患者がおり、検査に熟達した心理士と、研究に協力する医師が揃っている施設から研究を開始している。集学的治療を必要とする脳腫瘍を対象とするため、小児腫瘍内科及び小児腫瘍外科との連携は必須である。施設によっては両者の同意を持って、研究に参加してもらっている。 予定施設に加えて、他施設からも参加要望がきており、ただいま検討中である。本研究が実際の臨床のインフラ整備に貢献できる側面もあるかである。しかしながら、研究者のマンパワーに限りがあるため、予定参加施設から順次、研究を開始している。予定参加施設が順調に研究を遂行しているのを確認してから、研究施設の拡大を検討する。研究参加施設とは連絡を密にし、検査者が交代する際も予め申し送りができるように準備をしている。 そのためにも、各施設の研究代表者および検査の実施者を主たる研究機関に集め、全員が研究の背景及び目的、研究の実施手順を確認し、各施設の研究の遂行状況を確認した。どういう流れで、誰が何を担当するのかも明確にした。2日間におよぶ研究会議は大変好評であり、引き続きの開催を計画している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究代表者の施設において、倫理審査通過後、順調に研究会議を重ね、当初の予定通り進捗している。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後は研究データを蓄積しながら、解析および研究実施手順の確認を行う。研究のクオリティコントロールを保つためにも、研究会議の開催は予定通りに計画する。
|
Causes of Carryover |
研究計画書通り、おおむね使用できた。
|