2020 Fiscal Year Research-status Report
Tensor categories and subfactors
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18K13424
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
荒野 悠輝 京都大学, 理学研究科, 助教 (40805222)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 量子群 / テンソル圏 |
Outline of Annual Research Achievements |
先年度の量子群のUCTをさらに推し進めて、量子群の群環のquasidiagonalityとの関連について調べ、quantum Rosenberg conjectureへの応用を得た。またこれについてRIMSと、北欧主催のオンライン量子群セミナーで研究発表を行うとともに、参加者らと意見交換を行った。 また、フュージョン圏のC*-環への作用を非単位的な場合に拡張することにより、結果をより一般的にし、また議論を整理することに成功した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
UCT、フュージョン圏の作用ともに当初期待していた結果からより進んだ応用的な結果を得ることができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
テンソル圏作用同変KK理論を定義し、その性質を調べることで、テンソル圏のC*-環への作用の分類を推し進める。
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Causes of Carryover |
COVID-19のため、当初研究打ち合わせや研究集会の旅費として使用する予定だったものが使用できなくなったため。 研究集会などが予定通り行われれば、標準より多くの研究集会が行われるためその旅費に使用するが、感染症の状況を見て判断する。
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Research Products
(3 results)