2019 Fiscal Year Research-status Report
Long-term implications of autonomous vehicles: understanding travel demand impacts and implications for transportation planning in Japan
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18K13854
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Research Institution | Japan Transport Research Institute Research Department |
Principal Investigator |
安部 遼祐 一般財団法人運輸総合研究所総合研究部, その他部局等, 研究員 (80817487)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 自動運転車 / 交通システム / 交通政策 / 交通行動 / 公共交通 / 鉄道 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は,自動運転車が交通システムに及ぼす影響を分析し,我が国の交通計画への示唆を得ることを目的としている.
2年目にあたる今年度は,昨年度に引き続き,自動運転車が公共交通システムに及ぼす影響について,基礎的な知見を得ることを目的とした.これまでに,バス・タクシー分野での自動運転車導入に関して,期待される効果の定量化 (Abe, 2019),運行管理・安全性に対する利用者意識の分析 (Abe et al., 2020),実現に向けた論点の整理等を実施してきた.併せて,得られた結果を総合的に検討し,自動運転車の活用に関わる含意と今後の方向性等について適宜報告をしてきた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画どおりに進んでいる.
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Strategy for Future Research Activity |
東京都市圏において,(特に郊外部等での)自動運転車導入による駅までのアクセス性向上が鉄道需要と地域のアクセシビリティに与える影響の分析を行う.すでに実施した利用者の選好意識 (SP)に関する調査結果を大規模な鉄道需要推計モデルへ統合し,シミュレーションを実施する.
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Research Products
(2 results)