自宅に住み続けるために高齢期の経年的変化を考慮した住宅改修要件に関する研究

2018 Fiscal Year Research-status Report

• Project/Area Number: 18K13889
• Research Institution: The University of Tokyo
• Principal Investigator: 西野 亜希子 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 特任助教 (60601961)
• Project Period (FY): 2018-04-01 – 2021-03-31
• Keywords: 自宅 / 継続居住 / 高齢 / 経年的変化 / 住宅改修

Outline of Annual Research Achievements

断続的に発生する住宅改修要求に対応できる建築・福祉・医療専門職の連携のあり方を検討することを目的とし、1年目である2018年度は、まずこれまでの研究成果を整理し予備調査の準備を進めた。
そして、建築・福祉・医療の専門職の連携による継続的な支援に関する調査を実施した。具体的には、予備調査として、柏市および首都圏で、先駆的に活動する介護支援専門員、建築士や施工業者、在宅リハビリに関わっている専門職を対象とし、事務所等で予備調査であるインタビューを行った。これらの調査を基に研究の骨子を構築した。
さらに、これらの予備調査を通して、新たなフィールドの開拓も進んでおり、住宅改修に関するデータ収集を行っている。

Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

1年目に計画していた連携の実態を把握の予備調査を行うことができたため。

Strategy for Future Research Activity

2年目である2019年度は、まず、1年目に引き続き、住宅改修に関わる専門職へのインタビュー（本調査）を実施する。
次に、自宅訪問インタビューを実施し、経年的変化を把握する。
最後に、1年目に実施した研究の成果を発表する。