2019 Fiscal Year Research-status Report
Comparative Research on the Conservation and Handing Down of Traditional Wooden Building Techniques in Japan and Europe
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18K13917
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
マルティネス アレハンドロ 京都工芸繊維大学, デザイン・建築学系, 助教 (50807815)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 木造建築遺産 / 大工技術 / 無形文化遺産 / 3次元計測 / 基準尺度 / レーザー測量 / 設計手法 / 墨付け |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度はバスク地方を対象とし、木造建築遺産に関する現地調査を2回にわたって行い、基準尺など設計手法を明らかにする目的で、3軒の教会建築の木造天井・小屋組についてレーザ測量を行った。さらに、日本建築学会大会に参加し、現時点までの研究成果について発表を行った。なお、本研究の遂行にあたっては、所属機関から支給された研究費をあわせて使用した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本年度に計画していたバスク地方(フランス南部・スペイン北部)の大工技術に関する調査にあったって、バスク州立大学の研究者より協力を得ることができ、今後、本課題を共同研究へと発展させる予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
去年度の研究成果を踏まえて、今後、バスク地方の木造建築遺産・大工技術に関する研究調査を継続的に行う予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの影響により、計画していた海外調査の一部を実施できなかった。
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Research Products
(8 results)