2019 Fiscal Year Research-status Report
The effect of the welding residual stress on the ultimate strength of the stiffened panel
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18K13945
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Research Institution | National Institute of Maritime, Port and Aviation Technology |
Principal Investigator |
小森山 祐輔 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (90805110)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 溶接残留応力分布 / 繰返し荷重 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は昨年度に製作した溶接継手試験体を使用し、引張荷重を与える繰返し荷重載荷試験を実施した。引張荷重を与える前の状態で、ひずみゲージのゼロ点を取り、またX線残留応力計測機による計測を実施した。その後、荷重ゼロの状態から引張荷重を与えた状態を繰返し、各段階でひずみゲージによる計測とX線残留応力計測機による計測を行った。その結果、溶接部で引張応力、その周りで圧縮応力の溶接残留応力分布が引張の繰返し荷重により均される現象を捉えることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度予定していた実験を実施することができたから。
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Strategy for Future Research Activity |
圧縮と引張の繰返し荷重載荷試験を実施する。また、溶接残留応力分布を考慮した防撓パネルの最終強度推定手法を開発する。
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Causes of Carryover |
2019年度は繰返し載荷試験の条件を考慮し、試験体の数を調整し、それに伴い次年度使用額が生じた。 2020年度は繰返し荷重載荷試験に使用する構造模型を製作する。
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