2020 Fiscal Year Research-status Report
本態性高血圧発症への頚動脈小体由来ノルアドレナリンの役割
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18K14619
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
加藤 弘毅 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 動物実験施設, 助教 (30771026)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 高血圧自然発症ラット / 頚動脈小体 / ノルアドレナリン / 免疫組織化学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、本態性高血圧症発症に対する頚動脈小体由来ノルアドレナリンの役割を解明することを目的としている。 本年度は、新型コロナウイルス感染症流行の影響により、十分な研究を行うことができなかった。そのため、昨年度に実施した持続的低酸素が誘起する呼吸循環応答への二酸化炭素の影響に関する研究成果の学術雑誌への投稿準備を進めた。また、研究代表者がこれまでに行ってきた本態性高血圧症発症モデル動物(SHR/Izm)の頚動脈小体におけるノルアドレナリン発現に関する研究成果について、第62回日本平滑筋学会総会(会期:2020年12月19、20日、開催形式:WEB開催)の若手の会シンポジウムにて招待講演を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
これまで得られた所見は正常血圧動物のものであり、高血圧モデルを用いた解析を進めていく必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度は、高血圧自然発症ラットや食塩感受性高血圧ラットを用いた組織学的・生理学的解析を進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症流行の影響により、十分な研究を行うことができなかった。残額は、次年度の物品費に使用する。
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Research Products
(1 results)