2020 Fiscal Year Research-status Report
主嗅覚系を介した匂い情報による性行動価値判断メカニズムの解明
Project/Area Number |
18K14847
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
井ノ口 霞 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任研究員 (90632349)
|
Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 扁桃体 / 嗅覚 / 神経回路 / 先天的行動 |
Outline of Annual Research Achievements |
扁桃体内側核においてどのように同性と異性の匂いを識別しているのかを調べるため、神経活動依存的に細胞をラベルするマウスを用い、異性の匂いに応答する神経細胞と同性の匂いに応答する細胞の標識を行った。研究代表者の産前産後の休暇及び育児休業の取得に伴い、年度途中より研究を中断している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の産前産後の休暇及び育児休業の取得に伴い、年度途中より研究を中断していたため。
|
Strategy for Future Research Activity |
2021年度4月より研究を再開し、同性異性の匂いに応答する細胞の遺伝的、投射の違いを解析する。また、遺伝子組換えマウスと薬理学的手法により異性の匂いで活性化した扁桃体内側核細胞を特異的に抑制し、行動判断への影響を調べる。
|
Causes of Carryover |
研究代表者の産前産後の休暇及び育児休業の取得に伴い、年度途中より研究を中断していたため。遺伝子組換えマウスと薬理学的手法により異性の匂いで活性化した扁桃体内側核細胞を特異的に抑制し、行動判断への影響を調べる。
|